夏休みまであと少し。
私の住んでいる地域では多くの私立幼稚園の願書提出が10月で、9月には入園説明会があります。
それまでに幼稚園の見学を済ませる方も多いのではないでしょうか。
次男も来年の3月で今の保育園を卒園するので、年少から通う幼稚園もしくは保育園をそろそろ探し始めねばなりません。
そこでまずは現在年中の息子の保育園(一時預かりですが)選びについて振り返って記事にしてみます。
保育園(一時預かり)選び
長男スイは、1歳後半から、自治体の事業である一時預かりを利用していました。
うちの近所では、実施施設が3つありました。
1つは公立保育園、あと2つは私立保育園です。
自治体の事業なので、どこに頼んでも利用料金は一律です。
しかも、私の感覚では一般の託児所などの利用料の半分以下だと思います。
当時、妊娠中で自転車に乗ることを控えていた私(そもそもまだ買ってなかったけど)にとっては、車で送迎できることが重要でした。
しかしどの園も駐車場はありませんでした。これはなかなか不便に感じました。
近所と言っても、徒歩で行くのは不可能な距離だからです。
とりあえず、まずは一時預かりってどんなものなのか? を知るために、バスで行きやすい私立のA保育園に見学に行ってみました。
A保育園(私立)
A保育園は駅の近くにあって人気の保育園でした。
綺麗で大きな園舎に、園庭もあります。入り口も立派な門にセキュリティー。
しかしインターホンを鳴らすと、今いる園舎の入り口からぐるっと回って反対側(園舎の裏)の方に歩いてきてくださいと言われました。
? と思って歩いていくと、そこには一見すると民家のような建物が。
どうやらそこが一時預かり専用の建物のようでした。
中に入ると、やはり民家さながら、2DKの平屋でした。
ここで10人ほどの子どもが過ごすの? と最初は驚きました。
当時、街中の保育園と言うものを全く知らなかったもので…。
玄関入ってすぐのところに子どもたちがお昼寝をしていたので、奥のもう一つの部屋に通されて、そこで説明を受けました。
説明してくれた保育士さんは一時保育担当の保育士さんのようです。(他にももう一人いらっしゃいました)
説明の間、スイはおもちゃで遊びながら待っていてくれました。
保育園によくある、保育士さん手作りのペットボトルの蓋で作ったおもちゃなんかもありました。
説明を聞いて、予想外だったこと。
- 一時預かりの子たちは、保育園の園庭やホールは基本的には使わせてもらえない。
- 利用したい月の2か月前に、希望日を紙で提出する。(例えば、8月に利用したかったら、6月の始めに8月1日~8月31日までの希望日を提出。)
- 利用できるのは月1~2回程度。少ない…
これに加えて毎回自分でバスに乗って送迎って、結構ハードル高いなと思ってしましました。
それに、園庭で遊べない上に散歩にも連れて行ってもらえず、あまり日当たりのよくないこの部屋で一日過ごすのは…と、「是非ともここにお願いしたい!」という気持ちにはなれませんでした。
病院併設の短時間の託児以外は預けたことがなかったので、スイにとってもほぼ初めての保育。
ここはちょっとな…と、私もだいぶ神経質になっていたこともあり、ここを利用することはないだろうなと思いました。
B保育園(公立)
A保育園が微妙だったので、もう1か所、見学に行くことにしました。
こちらは公立のマンモス園。
こちらは夫の職場から徒歩圏内なので、私の出産入院中に夫に送迎を頼むことになることを思うと大変便利な立地でした。
見学に行くと、園長先生(副園長先生だったかな?)が説明をしてくださいました。
こちらは、公立なだけあって建物は古いですが、敷地は広く日当たりのよい広々とした園庭がありました。
一時預かりの子たちも、保育園児と一緒に園庭で遊んでもOKだし、近くの公園や神社に散歩にも連れて行ってもらえるとのことでした。
しかも、少しの間なら保育園の前の決められた場所に駐車してもOKとのこと。つまり車で送迎できる!
お昼ご飯とおやつは保育園の給食室で手作りされていてとても美味しそう。
一時保育の子たちは〇〇組という一つのクラスになっていて、乳児棟の中のとても明るい場所に部屋がありました。
部屋には、色々なおもちゃや絵本がたくさん置かれていましたし、すぐ前が図書スペースになっていてそこから自由に本を借りられるようでした。
保育士さんは、一時預かり担当の保育士さんが2名で見てくださるようでした。
利用は、まずは週に1回からお願いして少しずつ慣らしていくことを提案されました。
こちらも利用希望者多数の為、予約が込み合っていて週に2~3回しか利用できないとは言われましたが、A保育園に比べたらまずまずです。
予約方法は、利用希望月の前月の20日までに希望を提出すればOKだったので、予定も立てやすく感じました。
環境を見る限り、とても良いように思えたので、さっそく登録して希望日を提出しました。
是非ともここでお願いしたいと思ったので、もう一つのC保育園(私立)にはもう見学に行かず、こちらにお願いすることにしました。
次回は、B保育園(公立)に通っていた頃のことを書こうと思います。
*
A保育園は設備環境等を気にして利用しなかったわけなんですが、保育園に限らず幼稚園も、結局は”人”なんだと、今は思っています。
いくら立派な園舎や広い園庭があっても…、教育方針が窮屈だったり、かかわってくれる保育士さんや先生が子どもの気持ちに寄り添ってくれない人だったりしたら、子どもにとっては楽しい場所じゃなくなるだろうな…と。
その逆もまた然りで、たとえ古くて狭い園舎でも、スタッフの方たちが工夫をして楽しい場所にすることはできると思いますし、何より温かくかかわってくれる大人の存在が、子どもにとっては一番なんだと思います。
次男の園選びでは、できれば次男も一緒に普段の保育風景を見学して、子どもたちの雰囲気や先生・保育士さんとのかかわりを実際に肌で感じられたらいいなと思っています。
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