長男の保育園生活。~一時預かり②~【自閉症スペクトラム】

前回の記事(長男の保育園選び。~一時預かり①~)の続きです。

ここからは、スイの1歳の時の記録も兼ねようと思うので、保育中の様子を少し詳しく書いてみます。

 

保育園(一時預かり)での様子

 

公立のB保育園の一時預かりでお世話になることになった長男スイ。

この時の年齢は1歳10か月です。

最初の2~3回は、午前だけの慣らし保育で様子を見て行くことになりました。

 

初日

 

スイは保育園の前に着くと、わくわくと期待を膨らませたような表情で、颯爽と中に入っていきました。

一時預かりのきりん組の部屋に入るなり、いろんなおもちゃが目に入り次々とおもちゃをだして遊び始めました。

私は少し先生と話をして、「じゃあ、お母さん帰るね」とスイに声をかけたのですが、おもちゃに夢中で私の声は耳に入っていないようでした。

先生が「お母さん、ばいばーい、だよ」とスイに別れを促してくれたと思うのですが、スイは多分よくわかってなくて、それよりも今目の前にあるおもちゃしか頭になかったんだと思います。

今思えば、きっとこの時「あのおもちゃで遊んで、次はこれで遊んで、その次は…」といった感じで一瞬にして頭の中で計画を立てて、もう遊ぶことに集中していたのでしょうね。

保育園はスイにとって最初からとても魅力的な場所でした。

 

スイを預けて、私は久しぶりに自分一人の時間を持ちました。

たった2時間ほどであっという間に時間が経ってしまいましたが、スイに邪魔されずに洗濯物を干せたのを新鮮に感じた事をよく覚えています^^;

 

迎えに行くと、スイは朝と同じようにおもちゃで遊んでいました。

私の顔を見ると「あ、お母さんのことすっかり忘れてた」みたいな顔をしていました。

「もう帰るの? まだ遊びたいよ」と言ってるような表情にも見えました。

楽しく過ごしたんだな、ということがその表情を見てわかりました。

 

連絡ノートには

部屋でも、園庭でも、見るもの全てが興味深いようで

いろんなところへ遊び回っていました。

不安がることなく、楽しんでいましたよ。

給食もちゃんと「いただきます」して

いっぱい食べられました。

と書かれていました。

スイらしい…。

この頃はまだ偏食も始まってなくて、食べ物もなんでも食べましたし食欲旺盛でした。

 

2回目

 

2回目のことはあまりよく覚えていないのですが、保育園に送って私が帰る時に、前回よりも私のことを見ていた気がします。

少し後ろ髪惹かれる思いで保育園を後にしましたが、激しく泣いている感じではありませんでした。

連絡ノートには

今日はお母さんがいないこともわかって、涙も出ました。

でも砂場で遊び始めると、型抜きや穴をあけるのが面白くて

何回もやっていました。

お喋りも沢山していましたよ。

と書かれていました。

私がいなくて涙が出たとは…意外でした。

スイは後追いも人見知りもなかったので、私が見える所にいなくても、楽しいことや楽しませてくれる人がいればそれでいいんだ…と、母親としては寂しい気持ちでいたもので。。

スイには悪いですがなんか嬉しかったのを覚えています。

 

 

3回目

 

この辺からは記憶がないので、連絡ノートの記述を引用してみます。

園庭で遊びました。

色々と興味があり何度も他の部屋へ行ってみたり

一人で玄関まで行ってみたりしてびっくりしました。

この日、初めてお昼寝とその後のおやつタイムまで預かってもらいました。

慣らし保育終了です。

 

久しぶりに連絡ノートを読んで、改めて、1歳の時から動きが激しかったなぁ…と思い出しました。

本当に、プロの方(保育士さん)だからこそ預けられた。

自分の両親とかにはとてもじゃないけど命の心配をしてしまって預けられなかったです。

家の中でならともかく、家の外とか公園とかは。。

 

4回目

 

みんなで手をつないで近くの公園までお散歩。

バスやトラックを指さして「バシュ!」と嬉しそうでした。

公園に着くと色んなところを通っては外に出て行こうとして、

保育士に止められると嬉しそうにニコニコしてました。

追いかけてもらうのが楽しかったんでしょうね。

私と二人の時も、公園に行くとなぜかすぐに公園の外に出て行こうとして困っていました。

それを、スイの気持ちになって接してくださった保育士さんには感謝です。

ん? スイって指差ししてたっけ…?

 

一つ、保育士さん(割とベテランの方)との話の中で印象に残っているのは、

「もうすぐ弟が生まれるのわかっていると思いますよ。お母さんの体調のことも。

それで少し寂しい気持ちとか、お母さんの為に我慢している気持ちも、きっとあると思いますよ。」

と言われたこと。

そのころすでに出産予定日も近くお腹が大きかった私。

スイは私のお腹なんて気にせずにどーんと体当たりして抱き着いてくる時が多かったので、2歳前の幼児には何もわかってないと思ってたんですが…。

自分の認識を考えさせられた一言でした。

もっとスイの気持ちも考えなきゃな…と思ったのでした。

 

5回目

 

ピアノに合わせて手遊びやリズム遊びをしました。

その時はピアノが気になってピアノのところにはりついていましたが、

給食の終わりごろ、誰かが鳴らしたおもちゃの歌に合わせて

ニコニコ歌っていました。

児童館でも、リトミックなどはほとんど皆と同じようには参加せず、自分の興味のある場所から動きませんでした。だいだい、空気清浄機とか水槽とかね…

音楽が嫌いなのかな?と思ったほど、乗ってくれなかったので、連れていく意味あるのかな?と思っていました。

でも、誰かのペースに合わせてではなく、自分のペースで音楽を楽しむことは好きなんですね。

今思えば、こちらの”何かさせよう”、”これをして楽しませよう”という意図には全く乗ってくれないのですが、自分で楽しいことを見つけるのなら得意だったのですね。

それは、素晴らしいことですよね。

ピアノも、何か惹かれるものがあったんでしょうね。

 

*

 

こうして順調に一時預かりを楽しんでいたスイですが、この後、私の急な入院が決まり、スイは2か月くらい毎日この保育園に通うことになりました。

早めに登録して慣らし保育しておいてよかった…。

次の記事に続きます。

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