通常級で小学校生活をスタートするにあたって入学前に準備したこと。

こんにちは。この春から小学1年生になった息子を持つ母です。

前記事でもお知らせしたように、就学を機にブログを少し変えてみました。

今までの記事も過去ログとして残してはありますが、私としてはリスタートの気持ちです。

記事も300近くあったのを100くらいに減らしました。

今回は小学生になって初めての記事。まずは就学前のことや入学に向けて準備したことを書いておきたいと思います。

就学相談は受けず、普通学級に決めました

息子は、幼稚園年中の時に発達障害(自閉スペクトラム症:ASDと注意欠如多動症:ADHD)の診断を受けました。

一時はみんなと同じ部屋にいることも難しく支援学級も視野に入れていましたが、その後年長の一年間で集団適応が進みました。

自閉や多動の特性はそのままだけど、感覚過敏が和らいだことや言葉の理解が進み活動の見通しを持てるようになったこと、真面目な性格などが今は幸いしてうまく集団に適応しています。

診断してくれた医師からも息子は普通学級でやっていけるだろうとアドバイスを受けており、就学相談は受けずに通常の学級で小学校生活をスタートすることを親の判断で決めました。

また、息子の場合は知的には高めで、教科学習の面では学年の内容・進度には無理なくついていけるだろうと思われたことも普通学級に決めた理由の一つです。

普通学級からスタートするにあたって

集団適応が進んだといっても、基本的に一人を好む、他者とのかかわりに関して独特な振る舞いがある、マイペースで行動が遅い、気が散りやすく作業が進まない、不注意でケガや忘れ物が多い、多動等、決して特性自体が薄れた訳ではありません

小学校には入学前に校長面談を申し込み、これまでの長男の様子や発達検査の結果などを伝えました。

また、幼稚園の先生にもご協力をお願いし、集団生活での長男の様子について書いてもらったサポートシートを提出しました。

サポートシートは、地域によってサポートブックや支援シートなど名称が異なると思いますが、うちの地域は自治体が雛形を配布してくれているのでスムーズに用意することができました。

入学後、担任の先生がこのシートを参考にしてくださっているようなので提出してよかったです。

入学後の様子によっては通級指導教室や支援学級も視野に

という訳で普通学級でスタートすることになった小学校生活ですが、これらの準備をしたところで正直不安がない訳ではありません。

何か困ったことがあれば、通級や支援学級にお世話になることも視野に入れています。

 

個人的に重要だと思っているのが、途中からでも支援学級に入級することはできるのか? という点です。

ここはしっかり校長面談の時に確認しておきました。

これは自治体や学校によって事情が異なると思うので、確認しておいたほうが良いです。

ちなみにうちの学区の場合は、

  • 通常の学級→支援学級 は可能〇
  • ただし年度途中の変更は難しく、基本的には学年が変わるタイミングで
  • 支援学級→通常の学級 は稀△

というお返事でした。

 

通級指導教室に関しては、むしろ入学前には決められないと校長先生から言われました。

入学後の学校生活の様子でニーズを把握できれば通級を検討できるとのことでした。

低学年から通級に通うのは吃音や構音障害などのある児童が主で、LDやASDの特性に対応する内容の通級は高学年からが多いみたいですね。

このあたりも自治体や学校によって事情や対応が異なるところだと思うので、入学前に直接学校の方と確認しておいてよかったと思いました。

最後に

小学校が始まって早1か月以上が過ぎましたが、事前準備のおかげもあってか今のところ順調に小学校生活を送っています。

また次からの記事で小学校での様子について書いていきますね。

お読みいただきありがとうございました。

校長面談についてはこちらの記事に書きました。↓

【発達凸凹息子の就学に向けて】小学校の校長との面談を終えて。

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