先日、長男が進学予定の小学校へ就学の相談に行ってきました。
夏休み中に長男と一緒に行くつもりだったけど「まずはお母さんだけで来てもらってもいいですよ」ということだったので、夏休み前に私一人でさっさと行ってきました。
予定していたよりだいぶ展開が早くて驚いていますが(笑)無事に校長先生との面談を終えてほっとしています。
そして保護者として小学校へ行くなんて初めてのことで、なんだか感慨深かったです。
面談は校長室で
相談は、校長室で校長先生が1人で対応してくださいました。コーディネーターさんはいなかったです。
何を話すか1、2つくらいは考えておいたものの、あとはもう行き当たりばったりでいいやと思って臨んだ面談でしたが、意外に話が弾んで自分でも驚いています。
時計は見てなかったのですが、チャイムが2回鳴っていたので1時間以上は話していたと思います。
面談で聞かれたこと
- 基本的な生活習慣(起床・就寝時間、食事、トイレ、着替えは自立しているか、食べ物の好き嫌い)
- 幼稚園での様子(集団適応、友達とのかかわり、ルールのある遊びができるか)
- 家庭での過ごし方(好きな遊び、弟とのかかわり等)
- 学習に関すること(読み書き、数の概念や計算)
ありのまま現在の様子をお伝えしておきました。入学まであと半年以上あるのでまた変わってきそうですが。
弟とは家でどんな遊びをするかと訊かれ「おいかけっことか…」と答えたら
「そんな広い家に住んでるんですか!?」と驚かれたので
いや、狭いです。狭いのに走り回るから危険なんです。。と答えました。
うちは本当に家具や物が少ないのでなんとかなってますが(笑)
…て、よく考えたらこれ冗談ですよね。。ハハ…
面談でこちらから伝えたこと
こちらから話したことは
- コミュニケーションが一方的なものになりがちなこと
- 話すほどには言葉を理解していないかもしれないこと
ですね。説明するのが難しかったです。伝わりにくかった。
具体例を出したらわかってもらえた感じです。
心配していた、頭ごなしに叱らないでほしいということについては、(私からは特に切り出していませんが)校長先生から担任の先生に常々指導されていることだそうなのでちょっと安心しました。
それでもそういう叱り方をされる先生はおられるようですが、、
面談で質問したこととその回答
気になっていたことをここぞとばかりに質問してきました。
※あくまでのうちの学区の小学校での話なので、学校や地域によって異なる部分もあると思います。
全校児童数、1クラスの人数、支援学級の数と在籍人数は?
具体的な数字を教えてもらいました。
なかなかのマンモス校でした。。
途中から支援学級に移れるのか?
可能。
ニーズがでてきた時点で対応してもらえるらしい。
決められた手順を踏んで、基本的には年度が替わるタイミングで。
反対に、支援学級から通常の学級へ移るのはかなり稀なケースだとか。
通級指導は可能か? 内容は?
必要があれば可能。低学年から通級に通うのは吃音や構音障害などのある児童が主で、LDやASDの特性に対応する内容の通級は高学年からが多いらしい。
通級指導を受けられるか否かは、入学してからの様子で判断していくらしいです。
内容的にもソーシャルスキルとかって低学年の時は難しかったりするのでしょうね。
ここは焦る必要はないのだと感じました。
(家では何かしらやっていこうと思うんですけどね)
登下校は?
個人で登下校。
集団登下校ではないのですが、マンモス校なので、登下校の時間帯は必然的に通学路を小学生がぞろぞろ歩いている光景になる。
7月の時点でも、お母さんと一緒に登校している1年生はいるらしい。
私も職場の近くの小学校でお迎えに来られているであろうお母さん方をよく見かける。
今はそういう時代なのかな。
ちなみに私が小学生の時は集団登下校だった。ただ登校時はほとんど集合時間に間に合わなくて一人で歩いて行ってたんだけど、そのほうが気楽だったかな。。
学童の利用状況は?
学童保育は建物に児童がすし詰め状態、、、。
そう話す校長先生の表情を見るにつけ、かなり過酷な状況っぽい。
そんなところでやっていけるかなぁ、、
そもそも就労状況とかで利用できない可能性も…。
放課後等デイサービスを利用しているお子さんはおられるのか?
放課後等デイサービスを利用しているお子さんも複数人おられる。放課後は学校に送迎車が来ている。
「通常の学級に在籍するお子さんでもデイサービスを利用されていますか?」と思いきって質問してみたら、そういうお子さんもおられるということで少し安心しました。
だって、クラスのみんなが下校or学童に行っているのになぜ自分だけデイサービス?っていう抵抗感があるかもしれないし。
診断があるなら学校側に伝えた方がいいのか?
YES!
前に病院で発達相談を受けた時の心理士さんには「学校には診断名は伝えずに特性だけを伝えた方がいい」って言われていたんだけど、本当のところ学校側としてはどうなのかな? と思って、ズバリ質問してみた。
校長先生は、診断があるなら教えてもらえたほうが有難いとおっしゃっていました。
『個別の教育支援計画』を作成する基準として、診断の有無がかかわってくるというのもあるし、
先生方としても診断名を知っていたほうが特性を理解する助けになるから、ということでした。
夏休みに発達外来を受診するので、そこのところ主治医に相談してみようと思います。
障害のある児童が対象となっていますが、通常の学級に在籍する発達障害のある児童も対象。(自治体によるのかもしれませんが、診断はなくともニーズがある児童も作成してもらえる場合があるようです)
面談を終えて
一応、以前に受けた発達検査の結果も渡したのですが、知的には高いし通常学級スタートが妥当ですね(←こんな乱暴な言い回しじゃなかったけど)と言われました。
就学指導を受けることも特に勧められませんでした。
ただ、知的に高いからといって困りごとが少ないわけじゃないこと。通常の学級にも色々なお子さんがおられること。
その点はとても理解がある校長先生だなと感じました。どうか来年異動されませんように。。
全体的に、入学してからの様子で考えていきましょう、って感じのお話だったかな。
「こうして前もってお話も聞けているし、何か困ったことがあった時は迅速に対応していきます」というお言葉もいただけたので行ってよかったと感じてます。
秋にある就学時健診の時も担当の先生に長男のことを前もって伝えておいていただけるようだし、
気が早いですが入学式に向けては、(必要な子は)事前に体育館の様子を見せてもらえたり、当日の流れも詳しく教えてもらえたりするみたいです。
そんなことまでしていただけるんですね。知らなかったです。
お忙しい中、私の要領を得ない話を親身に聞いてくださったことに感謝しようと思います。
就学時検診までにもう1回くらい校長先生とお話しする予定なので、その時はまた記事を書きたいと思います。