祝卒園。発達凸凹息子の幼稚園生活を振り返る。

お久りぶりです。長らく更新できずにいました。

PCの調子が悪かったり、私の体調が悪かったりでPCを開くこともままならない日々でした。

今はだいぶ回復しています。

これからまた小学校での様子なども随時記事にしていきたいと思っています。

ただ、個人情報のこと等思うところもあり、今までとは少し趣向の異なる記事になるかもしれません。

※故にこれまでの過去記事は【過去ログ】とすることにします。

そんなブログですがお付き合いいただける方は今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

卒園しました

ご報告が遅くなりました。入園してから決して平坦な道ではない3年間でしたが、今年3月某日無事に卒園式を迎えました

壇上で園長先生から修了証書を受け取るときの返事も姿もとても立派でした。

その後の謝恩会にも最後まで参加。全員で輪になって踊るときにはひとりだけ円の中心でフラフラしていましたが…それも長男らしくてなんだか和みました。

 

幼稚園生活での成長

~年少まで

2歳クラス~年少まではとにかく自由人

自分の教室とか担任の先生とか関係なし! 好きな場所で好きな先生と遊びたい、という感じでした。

他にも

  • 皆と同じ活動に参加しない
  • パニックになる(特に行事など普段と違う日程や活動の時)
  • 対人的なやりとりが一方的で話し言葉が絵本やアニメのセリフそのまんま
  • 一斉指示がわからなかったりこだわり発動で行動が他の子たちよりも遅い
  • 同年代の子とはかかわらない。先生としか喋らない

…などなど。

幸い自由な教育方針の園だったしフリーの先生もいらっしゃったので園側は臨機応変に対応してくれましたし温かく見守ってくださいました。

でも担任の先生は大変だっただろうなぁ…。

この頃は家でも本当に大変で些細な事(本人にとっては一大事ですが)で大騒ぎしていました。※【過去ログ】参照

発達検査を受けることを勧めてくれたのも年少の時の担任の先生です。

 

年中

そんな長男が大きく変わったのは年中の夏。

相変わらずマイペースではあるけど、少しずつ色んなことに抵抗なく取り組めるようになっていきました。

感覚過敏がましになってきたこと。同じクラスの子が長男を好きになってくれてその子といつも一緒にいることで同年代の子に対する苦手意識が和らぎ安心を持てるようになってきたこと。

それらが影響しているかもしれません。

 

しかし同時に、気を遣ったり頑張り過ぎたりしてしまうのか、登園に時間がかかるようになりました。

「幼稚園行きたくない」と涙目になった日もあります。

そして年中の春休みに最大の不安定の波が。年長になったらどうなるのかな…と不安な時期でした。

 

年長

そしてついに年長に。

ここでまた思いもよらぬ大きな変化がありました。

春先の不安定さとは裏腹に、長男自身が幼稚園生活を楽しみだしたんです!

最高学年になり、弟が入園したことも後押しだったかもしれません。

 

体も強くなり風邪をひかなくなりました。

体力がついててお泊り保育や山登りにも参加できました。

習い事も自分からこれがしたいと教えてくれました。

当番活動や自主的な制作にも積極的に取り組む姿が見られました。

 

友達関係については相変わらずの一匹狼気質。

私が見たときは園庭の隅でひとりで穴を掘ったりアリを見つけたりしてました。

引き続き仲良くしてくれる子はいたのですが(贅沢な悩みで)長男は時々窮屈に感じてしまったりもしたみたいです。基本的にマイペースが好きな人なので…。

でも時々話しかけたり話しかけられたり、人間関係は広がっていっているようでした。

 

小学校に向けて心配事もありましたが、意外にも本人はあっけらかんとして卒園しました。寂しいとか全然ない様子(笑)小学校が楽しみ〜と。

でも今になって時々幼稚園が懐かしくなるのか、今度また遊びに行きたいなーなんて言葉も。

幼稚園が長男にとって楽しい場所であったことを嬉しく思います。

 

出会いに感謝

最後に書いておきたいこと。

とにかく園と先生に感謝でいっぱいです!

あれだけ手がかかった長男のことも、先生はいつも長男の頑張っているところを見つけ続けてくれました。

「〇〇ができた!」も勿論だけど、できないことでもそれに向き合う気持ちや心の動きに注目してくれていました。行動じゃなくて、内面を見ていてくれたんです。

成長って、行動にはすぐには表れないけど、気持ちには少しずつ少しずつ変化が起きているんですよね。

例えば「教室から飛び出した」ことについて。行動としては一つだけど、その理由(内面の動き)としては色々あるわけですよね。

パニックになった・やりたくない活動だった・他にやりたいことがあった・〇〇くんの真似をしたかった・先生を困らせたかったetc…もっともっと複雑だと思います。

先生は長男が同じ行動をしてても「今日は〇〇な気持ちだったと思います」という視点で話してくれていました。

○○な行動ができるように!では無く、こういう気持ち(の変化)があったんじゃないかなと。

うまく書けないんですけど…

そうやって根気よく見守り支援してもらえたことで、長男はここまで伸びたのだと思います。

とても感謝していますし、この幼稚園を選んだ自分グッジョブ!!です。

 

また、サポートシートにも年長の担任の先生が的確に幼稚園での様子を書いてくださり、入学前に長男のことを小学校へ伝えることができました。

本当にお世話になりました。ありがとうございます。大袈裟だけどこの幼稚園とは運命の出会いでした!

 

という訳で、次からは小学校編に参ります。

お読みいただきありがとうございました。

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