【就学に向けて】発達相談で言われた、小学校で困りそうなこと・就学までにつけたい力。【自閉スペクトラム/ADHD】

就学に向けて、発達相談を受けてきました。

そこは病院に併設された相談&療育のできる場。

 

実は今通っている療育(作業療法)だけでいいのかな…? という疑問があって、別の療育機関を色々探していて見つけた場所のひとつだ。

 

発達検査を受けたセンターに問い合わせたりもしましたが、もうこれは完全に営利目的でしょ…事業として成り立つことを目的にしているでしょ… って感じの所しか紹介してもらえなかったので(あくまで私の主観)、自分で探すしかないと思いました。。

そのくらい、、療育を受けられる場が足りてないってことなんですね…。

 

あ、前回の記事に就学に向けての予定を書きましたが、この発達相談のことがすっかり抜け落ちていました;

今回相談したところは、1時間くらいかけてスイの様子を見てもらい、小学校でどんなことに困りそうか? ということと、就学に向けてつけたい力について教えてもらえた。

 

現在のスイ

心理士さんはほんの数分間スイとやりとりしたり観察したりしただけで、スイのことをズバリと言い当てていて驚いた。

 

  • コミュニケーションが一方的

話を一方的に喋る。

人の話は耳では聞いているが、理解はできていない部分が多い。

 

  • 見通しが持てないことへの不安

この日も院内に入ったところから「今から何するの」「何時に終わるの」「お母さんは何するの」「この部屋は何をするところなの」「他の子どもたちは帰ったの?」と質問攻め。

(まあ、初めての場所だったから、、。普段はここまでじゃない。)

 

  • こだわりの強さ

心理士さんの誘う遊びには乗らないでお絵描きを始める。その絵も「できるまで見ないでね」と心理士さんをシャットアウト。

色鉛筆の芯がなくなってきたので鉛筆削りで削ったのだが、心理士さんが「もうそのくらいで削れたと思うよ」と言っても無視して自分の納得のいくまで削り続ける。

 

こうして書き出してみると、スイって見事に自閉症だなと思う。

心理士さんもあえてこの3つを取り出したというのもあるかもしれないけど…。

 

小学校で困りそうなこと、就学に向けてつけたい力

  • コミュニケーションについて

大人とのやり取りはできるが同年代の子とはどうかかわっていいかわからない様子、ということを話したら

大人とのやり取りができているのは、大人が彼に合わせているだけというのを念頭に置く必要があると言われた。

本当の意味でやり取りが成立しているわけではないと。

以前このブログで同年代の子どもが苦手なのは大人と違って言動の予想がつかないからだろう、と書いた覚えがあるけど、”予想がつかない”ではなくて”合わせてくれない”だったのかもしれないね。

同年代の子どもはまだ友達に合わせるという段階にないし、小学校ではグループ学習などが増え、中にはスイに対して率直に物を言う子もいるだろう。

例えば「意味わかんない」「何回も同じこと言うなよ」というようなこと。

決して悪意があるわけではなく何気なく言った一言にも”何気なく言う”ということをスイは理解できず、全体ではなく言葉のみをそのまま重くとらえてしまうので人一倍傷ついたり怒ったりするだろう、ということだった。

 

本来ならそういうことは経験しながら学んでいき、自然とコミュニケーション能力もついていくものだけど、自然と…が難しいのが、もしかしたら障害と言える部分なのかもしれない。

 

そこで少しずつでもやり取りする練習をしていくのが、スイの就学に向けての課題であり、今必要な療育の内容だとおっしゃっていた。

今通っている作業療法は、スイの好きなことを中心に運動や工作、ゲーム等をするという内容。

運動の苦手なお子さんや、不安の強いお子さんには適した療育で、

通い始めた当初(4歳)のスイにはそれが必要だったかもしれないけど、今のスイの場合は人とのやり取りとか、ルールのある遊びとか、指示に沿った活動をするとか、そういった療育の内容も必要なのかもしれない。

幼稚園でもそれはやっているけど、スイの場合はもっと小集団もしくは一対一での経験も必要という事なんだろう。

やはり発達外来の医師にも言われましたが、ソーシャルスキルの部分なんですね。

 

 

でもスイも努力をしていると思うんだよね。それは私は感じる。

合わせてくれる大人とだけじゃなくて

友達とも遊びたいし、集団の輪の中に入っていきたい気持ちはあると思う。

何てあの子に話しかけたらいいかな、とか、どうやったらあの輪の中に入れるかな、とか。

多分、行動にはまだ表れてないけど、彼の頭の中では色々考えていると思う。

私がそれを教えてあげられたらいいんだけど、私もまたスイと同じような特性を持つ人間なので、地頭じゃ難しいんだよね。

療育は受け入れがなくて難しいと思うので、コミュニケーションについての本でも買ってスイと一緒に勉強しようと思う。

 

それから、言葉そのものの使い方や捉え方も、やっぱり独特だなぁと感じる。

二字熟語を使うことが多かったり、時々棒読み(抑揚がない)で喋っていたり、こちらが理解するのは難しいという文章を喋っている時がある。本人はふざけて言っている風に装っているけれど、(無意識かもしれないが)困っているんだろうなぁ。

そして心理士さんの言った通り、耳では話を聞いていても頭では理解できていない。

スイはまじめで割とまっすぐな子なんで(時々欲に駆られて嘘をつきますが。笑)、相手の話が理に適っていて理解さえできればそこまで癇癪をおこしたり怒ったりしない。

私が言ったことに対してひどくスイが怒っていても、紙に書いて説明してあげたりすると「なーんだ。そういうことか。」と納得してさっきと別人みたいになることがある。

 

…でも、小学校の先生や同級生がわざわざ紙に書いて説明してくれたりは…そうそうないよね。

そこをどうしていくか。。

 

 

それからもうひとつ言われたこと。

 

スイは自分の話が止まらなくなる時がよくあって、こっちは話の切れるタイミングを待ったり、なるべく最後まで聞いてあげるようにしていたのだけど、

心理士さんが言うには、ある程度の所で区切ってあげた方がいいと。

「その話はそこまで。終わり。」と。

 

私も、スイが同じ話を何回もしてくる時は「それ、さっき聞いたよ」で終わりにしている。

それでも同じことを言ってくる時は「スイ、今、しつこくなっちゃってるよ!」と”しつこい自分”に気づいてもらえるようにはっきり言ったりもする。そうするとスイもはっとするのかそれ以上は言わなかったりする。

 

それからスイはよく私と夫の会話に割り込んでくる(笑)んだけど、「大人同士の話だから」とそこは入らせないことも大事だと心理士さんがおっしゃっていた。そういうこともはっきりと示してあげたほうがいいんだね。

まあそれは、、自然にやってた。だってそうしないと話できないから。。

「この話はお父さんとお母さんの話だから終わるまで待ってて。」って。

そしたらわーわーわー!! って大声出して邪魔してきたりするけど(笑)

 

心理士さんのアドバイスは、知らず知らず自分もやっていたことが多かった。多分、そうしないと多弁なスイとの生活が回らなかったから。

 

でもね、心理士さんはそう言ってたけど、私の気持ちはちょっと違うなって部分もある。

話が止まらなくなる時のことについてだけど、私は本当は話は最後まで聞いてあげたい。(自分に余裕がなくて実績は伴わないわけだが。)

だって、話したいことがあるから話しているのに、聞いてもらえなかったら悲しいじゃないか。

だからいつも、時間や家事に追われて話をずっと聞いてあげられなくてごめんねって思ってた。

それなのに、ましてや意識的に終わりにするなんてなおさら本意じゃない。

それは”先生”と呼ばれる人のやることじゃないだろうか…。

 

いや、心理士さんのお話もわかるんだ。

そのくらいこっちがはっきり示さないとわからない子なんだってのは。

話を途中で終わりにされたって、本人はさほど気にしないで「そっか」くらいかもしれない。悲しいとまでは思わないかもしれない。

かえって、はっきりした態度の方が本人にはわかりやすくてスッキリできていいかもしれない。

 

…でも。こんなこと言うと怒られるかもしれないけど、私は母親であると同時に一人の人間でもあるのだ。

一人の人間としてやりたくないことは母親としてもやりたくないよ。

 

かと言って、無理したり周りに迷惑かけてまで聞くのも本意じゃないので、話を聞き続けるのが厳しい状況の時は「終わり」でいきたいと思う。

 

心理士さんは、状況によって対応が違うとかえって混乱するとおっしゃってたけど、、

それ、家庭生活じゃ無理だから…!

 

*

 

長くなってしまったので、区切りは悪いですが次の記事に続きます。

見通しが持てないことへの不安・こだわりについての対応で心理士さんに教えてもらった事と、

最後に私の雑感(今回の相談について・療育について・就学について)を書く予定です。


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