習い事は年少よりスイミングのみ通っている長男スイ。
年長になったタイミングでもうひとつ習い事を増やしてもいいかなと思っていて、先日「ピアノ教室」と「造形・アート教室」の体験をしてきました。
今回はピアノ教室の体験について書きたいと思います。
ピアノを選んだ理由
- 本人が音楽が好き。
- 私も5歳からピアノを習い始めたし、やるなら早いほうがいいと思った。
- 家に電子ピアノならあるし、実家に置いてある私のピアノももうすぐ我が家に引き取る予定なので一応の練習環境は整えられそう。
- 発表会がある。人前でソロで演奏するのは良い経験になりそう。
長男の気持ち(体験前)
最初はスイも乗り気だったので体験を予約したのですが、しばらくして「ピアノは女の子がするものだから…」と抵抗感を見せ始めました。
お父さんだってよく弾いているし、〇〇君のお兄ちゃんもピアノやってるんだよ~等と男女関係なくやってるよってことを言ってみたけど、ピンと来てない感じ。
試しに1回行ってみるだけで、その後もやるかどうかは自分で決めていいよと言ったのだけど、なかなかうんと言ってくれない。。
無理やり連れて行くものでもないし…と思ったけど、「先生のおうちのお部屋でレッスンするんだよ」と教えると「おうちに入れるの?」と急に乗り気に!
とりあえず行く気にはなってくれたのでそっとしておきました。。
(レッスンを受けた日のスイの様子は後述しますが、私のこの発言でおうちで遊べるとかおやつ食べられると勘違いをさせてしまったかもしれません。)
当日の様子(入室するまで)
ピアノ教室に着くなり、トイレに行きたくなったスイ。
早速2階のトイレをお借りすることになったのだが、そこでなぜか「2階にお風呂もあるのかな~?」とお風呂の有無にこだわり始める。
前の時間帯にレッスンを受けていた女の子(年長さんか小1くらい?)がまだいて「お風呂はないよ!」とスイに教えてくれたのだけど、
スイはその子を完全無視して「きっとお風呂もあるよ☆」と私に言い続けていたものだから、その女の子も「お風呂はないんだよ!」と少し語気を強めてきて…。
スイは急に怯え始めて「もう帰ろうよ。。」と後ずさり。
とりあえずトイレに行こうと誘って、いったんトイレで落ち着いて、その子が帰ってから練習室に入ることができたのでセーフでした。
同年代の子とのこういうやりとり…結構あるんですよね。
スイも話を聞いてないわけではないんだけど、うまくリアクションが取れなくて相手の子を怒らせてしまうっていう。
男の子相手だと無駄に強気の時もある(それはそれで相手はもっと怒る)んですけど、女の子に対しては特に困ってしまうみたいです。
何はともあれ、無事に落ち着きを取り戻して入室できたのでほっとしました。
体験レッスンの内容
体験レッスンは実際のレッスンと同じ30分間。
ピアノを弾く時間と机で作業をする時間が半々といった感じ。
ピアノ→座学→ピアノ→座学→ピアノ
という流れでした。おそらく実際のレッスンも同じような流れだと思われます。
最初と最後の数分は、挨拶とかまとめ(シール貼りとか)になると思うので、練習できるのは20~25分くらいなのかなと思いました。
内容は
- ドレミファソラシドの鍵盤の位置を覚える(ピアノ)
- 楽譜と鍵盤の対応を知る(座学)
- ドの音のみの曲を弾く(ピアノ)
- レの音の譜面を確認・四分音符と二分音符の違いを知る(座学)
- ドとレの音で構成された曲を弾く(ピアノ)
と、こうして書き出してみると結構盛りだくさんで、ピアノと机の移動もせわしなく感じますね。
スイは一応教えてもらったことは理解したようですが、最後の楽譜を見ながら弾くところは適当に弾いていたかな?(笑)
幼児のレッスンだからか楽しい演出もあって、1.の時にドの鍵盤にドーナツ、レの鍵盤にレモンのデコパーツのようなもの(?)を置いてくれたりしていました。
スイにとっては刺激過多な気もしますが…最初はこういう楽しさがあったほうがいいのかも。
長男の様子で気になったこと
入室するなり部屋にあるたくさんの楽譜や物に興味をひかれ「あ、これおうちにある!」とクーピーを勝手に手にする。
先生にフレンドリーに話しかけまくる。
最初の5分で「もう終わり」と言って他の部屋を見に行こうとする。
ピアノの前に座ったら「かえるのうたを弾くから聴いててね。」と勝手に演奏。(聞いてくれる優しい先生)
基本的に先生の話を聞く姿勢がなく、「あ、じゃあ次はこれやってみない?」と自分のやりたいことを次々と提案。
後半「まだ本(本棚にある楽譜)読んじゃダメなの…?」「いつお絵描きできるの?」と不満な様子を見せる。
…と、かなり暴走していましたね。
30分間、私はハラハラしっ放しで落ち着けませんでしたよ。。
一番大事だなと思ったのは先生の話を聞く姿勢ですね。
スイは今回その姿勢がなくて自分のしたいことをやろうとするから、先生もいちいち「それもいいけど、今はこれをしてみようか」などとフォローしながら誘導してレッスンを進めるのは疲れたはず。
それを含めて先生のお仕事なのかもしれませんが、ある程度は家庭でも話し合う必要があるなと思いました。
- ピアノ教室は、ピアノを弾いたり楽譜の勉強をするところで、本を読んだりお絵描きしたりは先生が机の上に用意してくれた時だけ。
- その日に弾く曲は先生が決めて、弾き方も教えてくれる。
…くらいはっきりさせておかないと、ふわっと送り込んだら今回のようなことになることを学びました;
先生はスイのやりたいことも大事にしつつ、そればかりにはならないようにこちらも働きかけるところは働きかけていくので大丈夫って言っていたし、そこまで心配することではないのかもしれません。
それにスイミングも1ヶ月くらいで先生の話を聞けるようになったので、ピアノも通い始めればなんとかなるのかも。
あと、お母さんの付き添いがないほうが練習に集中できる子が多いらしいです。
スイは絶対そのタイプなので、やるなら私は付き添わないほうがよさそう。
長男の気持ち(体験後)
私がまたピアノに行きたいかと尋ねると、「また行きたい。」って言います。
でも自分からは言ってこない。
うーん。何とも言えない感じです。
とりあえず何か月か通わせてみて様子を見てもいいかなとは思います。
先生の話を聞く姿勢…!
まさに、まさにです〜。私も毎回ヒヤヒヤして、「ちゃんと聞いて!」と言いたくなるのをぐっとこらえながらの見学です。先生がお話ししているのに、鍵盤触ったり適当に弾いたりしてるんですもん〜。
やっぱり自宅練習必須な習い事っていうのがネックで、どこまで続くかなって感じです。ピアノわざわざ買ったらやめられないですけど、家にあったやっすい電子ピアノですし、うちもいつやめてもいいし、という気持ちでとりあえず続けています。
tsunnさん、コメントありがとうございます。
ピアノ、付き添いされてるんですね~。体験の時の息子の様子だと私には耐えられなそうです^^;
集団指導だとある程度は他の子たちの様子を見て「今は聞く時間だな」と判断していると思うんですが、個別だとマイワールド全開になっちゃってました。
自宅練習! そのことを忘れていました。
毎日それなりの時間を練習に費やすのは親も子も根気が要りそうですね。
(音を間違ったりしたらつい食い気味に指摘してしまいそうです、私。)
でもその分、曲が弾けるようになった時の達成感は大きいのかもしれませんね。
うちも、続けるかどうかは流れに身を任せて、何事も経験の精神かなと思ってます。
でも月謝がそれなりにお高いので…始める時期はもうちょっと検討してみます。