以前、子乗せ自転車の感想を書いたことがあるのですが、あれから1年経ち、また新たに気づいたことがあるので記事にしてみます。
以前の記事は情報が古くなってしまっているのでここにリンクは貼りませんが、加筆修正+この1年間で気づいたことになるので以前の記事と一部内容が重複しています。
なぜまた自転車について書こうと思ったかというと(乗り物好きだからというのも勿論あるのですが)今週、自転車がらみでケガをしてしまったからなんです。私が。息子たちは無事でした。
ケガは大したことはなかったし、息子たちも大丈夫だったのでですが、改めて自転車怖いな~と思ったんですよね。
そのことについてはまた次の記事で詳しく書こうと思います。
今回は私の自転車選びと、3年間使用したレビューです。
私の自転車選び
とにかく安全性重視!で選びました。自転車の事故って怖いですよね。ましてや子どもを乗せてたら…。
私は小柄な方で、しかもため息が出るほどの短足なので、子乗せ自転車は当初夫から大反対されました。
それでも、、自転車がないと生活が回っていかないため購入することにはなったのですが、
車体(重心)が低いこと=20型、電動アシストであることは必須条件でした。
ブリジストンのHYDEEⅡなんてめちゃくちゃおしゃれですが、即除外。
また、子どもが2人いるので3人乗り対応の20型モデル電動アシスト付き自転車に絞って購入を検討することにしました。
まず見た目がおしゃれだなぁと思ったもの。
ブリジストンのbikkeシリーズ
bikke MOB
bikke GRI
YAMAHAのPASシリーズ
PAS Babby un
PAS Kiss mini un
実物を見ると、bikkeとPASが断然かわいいな~と思います。(私の主観です)
色も素敵です。これに乗ってたら毎日気分が上がりそうです。
しかし、ここまで書いておいて何なんですが、、
私が選んだのはPanasonicの
ギュット・ミニ・DXです。
選んだ理由は、バッテリー容量と車体の安定感
gyutto mini DX
なぜ上記のおしゃれでかわいいと思ったモデルを選ばなかったか。
それは、バッテリーを重視したからです。
夫曰く、電動アシスト自転車なら、自転車メーカーよりも電機メーカーでしょ! だそうです。
夫のこの言葉に背中を押されて、Panasonicに決めました。
この辺は夫の独断と偏見で、何を根拠に行ってるのかわかりませんが…^^;
でも実際にメーカーの出している数字としてはPanasonicが最も大容量だったんですよね。
私は車のガソリンだって残り3メモリくらいになったら給油したい心配症タイプ。
バッテリーの充電が切れたらどうしよう? とヒヤヒヤしながら走るのが嫌だったんです。
子ども2人乗せて充電がなかったら…絶対に坂なんて登れません。
電動子乗せ自転車は車体自体がとんでもなく重いので。子供を乗せてない状態で平坦な道っだったら、重いけどなんとか走れるなぁくらいの重さです。
ちなみに自転車屋のおじさんに聞いたところ、バッテリーの寿命は5年くらいだそうです。
交換には5万くらいかかるとか言ってたかな…。
まぁ、あと2年後には長男は小2だし次男は年長だし子乗せ自転車も卒業しているのでいいか。
今のところ、ほぼ毎日乗って週に1~2回充電してますが、バッテリーはまだまだ元気です。
ちなみにPanasonicなら、アニーズにするかミニにするかという選択肢がありました。
ギュット・アニーズ・DXは、前かごがついていてその後ろにフロントシートを取り付けるタイプ。
ギュット・ミニ・DXは、前かご自体がフロントシートになっているタイプ。
後者の方が安定感がありますし、かごの後ろに装着するタイプのシートって、子どもの体型にもよりますが2~3歳までしか乗せられない。。
前かごがついてたらさぞ便利だろうとは思いますが…、うちは2歳差兄弟なので最重量の時が年長児+年少児となる為、安定性の方を重視しました。
もし4歳差きょうだいとかだったら年長児+1歳児なので、アニーズの方が利便性が高いかもしれません。1歳児なら前かご後ろのフロントシートでも余裕で乗れそうですしね。
付属品や機能について
フロントシート&リアシート
フロントチャイルドシートなら、今乗っているギュット・ミニ・DXのものもとても良いです。
車のシートベルトのように引き出して長さを調節できるし、シート自体もそんなにごつくないデザインだし、乗り心地も悪くなさそうです。
次男は1歳から乗ってますし、長男は3歳半まで乗っていましたが、足元や背もたれなどの高さ調整ができるので、その時々の身長に合わせて調整してあげれば快適に乗れていました。
リアチャイルドシートについては、私の自転車は最新のモデルではないので、リアシートのシートベルトがかなり使いづらかったり、子どもが乗った時に脚がガニ股になってしまうのが気になっていました。
ただ、最新のモデルでは巻取り式のシートベルトになっていますし、股部もスリム化されてガニ股にならずに済むみたいです。
そして、シートベルトの他に、安全グリップバーもついています。二重で安心。
かなり改善されているなぁと感じます。
ハンドルロックの仕組み
ハンドルロックの方法は2つあります。
▼スタンドを立てると連動してハンドルがロック
PanasonicやYAMAHAはこのスタンドロックになっています。
▼手元のレバーでハンドルをロック
「テモトデロックⅡ」という機能がブリジストンにはついています。信号待ちの時に鞄から荷物を取り出したい時などに手元のレバーでロックできるので便利そうです。
こちらも好みかと思います。
私は結局スタンドロック(スタピタ2)のを採用しているPanasonicの自転車を選び、特に不便は感じていません。
スタンドを立てるとロックしてくれるので止めるときにふらつきません。
信号待ちの時に鞄から荷物を取り出したい時って結構あるので手元でロック出来たら便利だなぁとは思いますが、
そそっかしい私はロックしたりロックを解除することを忘れる事があるかもしれないので、都度手元で操作しなきゃいけないハンドルロックの方が危険かもしれませんし…。
おすすめレインカバー
これは自転車本体の事ことは関係ないのですが、かなりおすすめなので紹介させてください。
雨の日に子どもを自転車に乗せるときは、レインコートを着せるか、シートにレインカバーを取り付けるかどちらかもしくは両方になりますが、とてもいいなと思うレインカバーがあって。
私自身は雨の時は車に乗っちゃっているので使用はしていないのですが、使っている人がこぞっておすすめしてくれます。
リトルキディーズ
値段は少しお高めですが、そのぶん作りはしっかりしています。ママ友さんは2年間ずっとつけっ放しで使用してますが全然へたれていません。
このカバーなら、夏場以外はつけっ放しでいけそうです。
冬なんかは寒さ対策にもなりますしね。
実は私は雨用としてではなく、1歳だった次男の冬の寒さ対策として他メーカーのレインカバーを使用していたんですが全然よくなくて。
特に顔の上あたりのビニールが常に重力によって次男のヘルメットに重くのしかかっている所がマイナスポイントでした。
その点、リトルキディーズのものはカバーと言うより小部屋みたいなちょっとした空間を作っているので、子どもは快適そうです。
知ってたら絶対にこれを買っていたなぁと思います。
3年間乗ってみての感想
車体の色は実物を見て決めた方がいいです。
私は近所の自転車屋に買いに行きました。
その店舗には一色しかその型の自転車が置いてなかったので、カタログの色を見て車体のカラーを決めたのですが、これがちょっと失敗だった。
思ってたんと違う、状態になりました。
え、こんな色だったの!? 実物見てたら違う色選んだかも…って。だから実物見たほうがいいです。
あと、ホワイトとかブラックはやはり人気で人と被りまくって駐輪場で自分の自転車を見つけにくい(私だけ?)ので、赤とか青とか色があった方がいいかもしれません。
乗り心地、最高。
さてさて肝心の使い(乗り)心地ですが、一言で言うと快適! です。
坂の多い地域に住んでいますが、電動アシストでスイスイ~っと走れます。
サドルがふかふかで長時間乗ってもお尻が痛くなりません。
大人になってからは、折り畳み自転車とかホームセンターで売っている一番安い自転車にしか乗ったことのなかった私なのでとても感動しました!
自転車のサドル格差って侮れないわね、と。
子どもとの移動がスムーズに。
うちの息子たちは未就園児の頃、歩かなかったり、急に道に飛び出したり、側溝の水の流れを延々と見ていて動かなかったり、ベビーカーや抱っこ紐に乗せていてももがいて脱出を試みたり(なぜかベビーカーで立とうとする次男)、、、本っ当に移動が大変でした。
それが、自転車を買ってからというもの、最初に乗せてしまえばあとは目的地に着くまで大人しく乗っていてくれる。移動にかかる時間は大幅に減りました。
そして移動にまつわるストレスも激減しました。
そう思うと買ってよかった育児にまつわる買い物ナンバーワンです。相棒です。
最後に
今回は価格については割愛してみました。
だってどのメーカーも同じくらい高いんだもの!
かといって安すぎるものバッテリーの信頼性とか下がるし、、悩ましい。
車体+チャイルドシート子どもの人数分+ヘルメット子どもの人数分+レインカバーやら何やら
って、原付1台くらい余裕で買えちゃいますよね。
でも、私は買ってよかった。
長男が2歳半の時に買ったけど、もっと早く買ってたらよかった!! と心から思う。
だからもし買うか迷っている方がいたら「買いなよ~」って無責任にも言っちゃいたい。
ただ、、冒頭にも書きましたが、やっぱり自転車って怖い。
事故にあえば命の危険が伴います。
常にそのことを念頭に置いて、細心の注意を払って自転車に乗りたいと思います。
そのあたりのことをまだまだ書ききれなかったので、今回のケガの詳細も含め、次の記事で書いてます。↓
子乗せ自転車に3年間乗ってて危なかった体験談。