4歳息子が新版K式発達検査を受けた①~発達検査を受けるまでの経緯~

3か月待ちだった発達検査を先日受けてきました。

蒸し暑い日だったなぁ。

 

発達検査を受けることになった経緯

ふりかえれば0歳の時にもあれ? と思うことは多々あった(抱っこしづらいとか)のだけど、その頃は赤ちゃんも色々よね~と全く気にしていなかった。

発達障害なのでは? と長男に対する疑惑を持ちだしたのは、長男が1歳の時くらいからだったと思う。同じ1歳の他の子と比べても落ち着きがなさすぎるし、ケガをする頻度が多すぎる。人見知りなさすぎる。

しかし3か月健診、8か月健診、1歳半健診と特にひっかかることもなく過ぎて行った。

2歳になると独特の喋り方や遊びが増えてきて、激しい癇癪も始まった。

児童館へ行っても皆がいる部屋には入らず、隣の図書室か廊下にいて、皆が帰るとやっと部屋に入って遊びだす。大勢の人がいる空間が苦手っぽい。

その割には大人に対する人見知りはゼロ。道ですれ違う人・公園で会う人皆に積極的に話しかける。でも、自分と同じくらいの子供は完全無視

一時保育に通いだしたが、初日はおもちゃに夢中になり過ぎて、私が帰ったことに迎えに行くまで気づかなかったらしい。

3歳の誕生日を過ぎて幼稚園のプレへ通いだす。集合写真の時になぜか毎回息子だけ抱っこされていたり一番端で先生の隣に写ってたりする。

発表会では一人だけ衣装を着ずに、ステージから降りて皆と別行動

さすがに3歳くらいになる頃には私は半ば確信を持っていたので、3歳健診は絶対何か言われるはず…と思っていたけど、見事にスルー。拍子抜け。

特に運動面なんかは両足でジャンプできるという項目が「×」だったんだけど、医者の診察では「確かに足の筋力が少し弱そうですね。たくさん歩いたり走ったりさせてあげてください」と言われただけ。

夫には度々相談していたけど「心配しすぎだよ」「個性があって面白い」と言われるだけ。そんなふうに言われると、そうも思えた。私は大学時代の専門がまさに発達系だったこともあって、自分の子どもにも何かとあてはめようとしてしまうのかな…と思ったりもした。専門だったと言っても、10年前の古い情報しか知らないのですが。当時は”自閉症スペクトラム”という診断名もまだなく、”広汎性発達障害”と呼ばれていました。

幼稚園年少になり、1回目の懇談で「発達検査を受けることも考えてもいいかもしれませんね」と言われる。でも強くは勧められず。その頃は2歳代のイヤイヤも落ち着き私もほっとしていた頃だったので、今は特に必要ないかなと思って行動は起こさなかった。

この時の懇談で言われたことは、発達にばらつきがみられること。「文字が読めたり年長さんくらいにできる事もある一方、言葉でのコミュニケーションが少し幼いのかな。もう少し自分の言葉で自分の気持ちを伝えられるといいですね」といったことだった。

この頃はまだ絵本やDVDのセリフを丸暗記したようなことをよく喋ってたからかも。

年少2回目の懇談。またやんわりと発達検査を勧められる。発達検査を受けて、長男の得意な分野とか苦手な分野とかがわかったら私たち(先生たち)も参考になるし、と。でも「自分の言葉でお話もできるようになってきたし、お母さんが困っていないようだったら様子を見てもいいかもしれませんね」とも言われた。

設定保育には積極的に取り組んでいるようだし、運動会もできすぎなくらいにできていた。ただ、トイレの時にクラスの全員がトイレに行き終わったのをチェックしてから自分がトイレに行くので、帰りの会には毎回少しだけ遅れて参加している(いた)らしい。

意外だったのは、長男を慕ってくれるお友達が数人いて、よく一緒に遊んでいるということ。”友達と遊ぶ”ってことが当たり前にできるようになってきたんだなぁと感慨深かった。一緒に遊ぶと言っても、誘い合って園庭に出て、その後は別々の事をして遊んでいるらしいけれど。

そんな長男の微笑ましい話で懇談は終わろうとしていた。でも、思い切って「発達検査ってどこで受けられますか?」と聞いてみた。受けてみようと思います、と。

決断したのには2つ理由がある。

  • もし発達障害なら早期に療育を受けさせたい。
  • 受けるデメリットがないなら受けてみればいい。

と思ったから。検査してみて「何も心配いりません」だったらそれはそれでいいし。

長男はクイズみたいなの大好きだから楽しく受けられるだろうし。

 

発達検査の予約を取るまで

とりあえず幼稚園に教えてもらったセンターへ電話で問い合わせ。

女性の方が電話に出て、親身になって話を聞いてくれた。話しやすい方だったので安心した。後日、聞き取り調査の電話をするので電話に出てくださいと言われその電話は終わった。

後日、センターから着信があり今度は男性の方だった。矢継ぎ早に質問をされた。とても事務的な印象を受けた。

質問の項目が決まっていて、30分くらいかけて順番に訊いていく感じ。こちらが答えにつまるとせかされた。例えば「目は合いますか?」いう質問は私にとっては「はい」とも「いいえ」とも答えられない微妙な質問なのだが、「えーっと…」と考えていると「合うならそれで大丈夫ですよ~」と少し強引に「はい」にされた気が…。(詳細のやり取り忘れてしまった)あまりにも事務的だったんで少し心配になってしまった。

そして3か月後くらいにまた電話がかかってきてその電話で一週間後の予約を取ることができた。

 

*

 

こうして、無事に予約ができたことにほっとしつつも、検査の日までどこか落ち着かない気持ちで過ごすことになった。

どんなことがわかるんだろう?と、わくわくする気持ちも少しあった。単純に、長男がどんな様子で検査を受けてどんな検査結果が出るのかということへの興味。

それから、療育に向けて一歩進めるかもしれないという期待。

そしてどんな検査結果が出るのだろうかという不安。「発達障がいの可能性が高いです」って言われることよりも、「何も心配ありませんね」って言われることのほうが怖かった。

なら、私はどうすればいいの?って路頭に迷いそうだったから。。

どうか、長男と相性のいい方に検査してもらえますように。そう願った。

※長くなるので次の記事に続きます。

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