何のこっちゃって話ですが。
子ども同士のお菓子交換…これが【難】なんです。。
お菓子交換とは。
長男の通っているスイミングスクール。
スイミングのレッスンの後に、慣例となっているお菓子交換がある。
プールから戻ってきて着替えたら、各々持参したお菓子を友達と交換するという。
運動の後は甘いものが欲しくなるから? お菓子をご褒美に頑張れるから?
なぜ始まったかはわからないけど、入会した時にはもうそんな慣例があった。
スクール非公認なので、保護者や子どものやりとりから始まったのだろうと想像する。
お菓子交換自体は別にいいのだが、困っていることがある。
お菓子を買うお金がバカにならないとか、どんなお菓子を用意したらいいか迷うとか、そういう話ではない。
入会してもう1年たつのに、長男はこのお菓子交換がスムーズにできず、毎回私がついてなくてはならないことだ。(他の子たちは3歳くらいの子でも一人でできる)
お菓子交換自体はすごく楽しみにしている長男。
着替えたら、さあお菓子交換! なのだが。
まず、
- あさっての方向に走り出す。そして数人で談笑している見知らぬ(小学生クラス?)のお母さんに話しかけ体を預けるように抱き着く。そしてその人たちが食べているおにぎりをちょうだいと言う。
私の心の声)やめて…! 本気で嫌がられるから!! どうして一緒のクラスのお友達のところに行かないの? なぜわざわざ別の方向に走り出す?
- お友達のところにお菓子を持って行かない
私の心の声)ただ貰いに行くだけになってるよ!
- お友達ではなく、お友達のお母さんに渡す
私の心の声)子どもより大人、優しいお母さんが好きなのはわかる。でもお菓子を持ってるのも食べるのもお子さんの方なんだけどな。
- 渡す時にお菓子を投げる
私の心の声)色々言いたい。食べ物は投げてはいけないし、人に渡すときに投げるのは丁寧ではないし失礼。これについては物の渡し方の練習を家で私としてる。
- お友達のお菓子袋の中に手を入れてあさる。お友達がくれたのが好きなお菓子じゃないと「これは嫌だ」と言う。
- 「○○が欲しい」と指定するが、それはそのお友達が別の友達と交換したお菓子
私の心の声)わがままだし、相手の子も嫌な気分になるだろう。別の子と交換したお菓子ということも、わかってないのか、見たら欲しくなってしまうのか、どっちなんだろう。ただここは子ども同士ではよくある場面だと思うし、私が気にしすぎなんだろうな。色々葛藤して友達とのコミュニケーションの練習・我慢の練習をしていく場面だと思うので気長に見守りたい…が、つい口を出したくなる。
- 同じ人(子)に何度も渡す
私の心の声)さっき交換したよ。。お友達も困ってるよ。
どうして? なぜ3歳なりたてくらいの子が難なくできていることが、息子には1年経っても難しいのか。一つ一つ私が具体的に教えていかなければならないのか。(その場その場で注意したり声がけしたりはしているけど、全然わかってない)
どっと疲れるんだ。
もう、スクールで長男が他のお母さん方からひんしゅくを買っているかもしれないことは諦めている。諦めないと身が持たない。
でもお菓子交換の練習、今度家で本格的にしよう。今日という今日は決意した。
お菓子交換が難しい理由として私なりに考えてみたこと。
- 「交換」て1対1のコミュニケーションとはいえ同時に処理しなければならないことが多すぎる。(もらって・渡して・お礼を言う等、たぶん他にも色々)それに加え、同時に複数人に対応するときもあるので更に難しい。
- 衝動性が高いのでお菓子をみるとつい手を伸ばしてしまう。
- 家であまりお菓子を食べさせていないのでお菓子に飢えてる。
- (例えば)せんべいじゃなくてラムネが欲しい、というような「○○指定で欲しい」気持ちが強すぎる。
- お友達じゃなくてお母さんに渡すのは、子どもより大人の方がコミュニケーションが取りやすいから。
このくらいしか思いつかないけど、イラスト描いたりして説明しよう。
レッスンの時は優等生なんだけどな〜(だからこそプール外での姿とギャップがあり過ぎ)
今日も上手にできたことを「すごいよねー!」なんて帰宅した夫に報告した時、得意げにしてたし、泳ぐことも水の中もとても楽しんでいるし、先生も好きみたいだし、その点はとても嬉しい。
*
スクールからの帰り道も、「今日はこっちから帰りたい」と道順を勝手に決めている。
少し聞いてあげつつも、「そっちは遠回りになるからこっちへ行くね」と適当な所で私の通りたい道に軌道修正してる。
先日の発達検査でもちらっと言われたのですが、長男は「(〇〇したいという)想いが強い」とのこと。
言われてみれば確かに色々思い当たる。
それは自分の意思があるという意味ではとても良い事なんだけど、時には融通きかせる事も必要。
その想いは大事にしていきたいと思うけど、なかなか難しいな。
コメントを残す