長男5歳は、気が向いた時にお手伝いをしてくれる。
よくやってくれるお手伝いの中で、幼児におすすめなものをいくつか取り上げてみる。
長男スイ(5歳)に頼みたいお手伝い…
できれば私も気持ちよくお礼を言いたいので、頼むとしたら幼児でも失敗しにくいものを頼みたい。
でもスイは能動的な人間なので、いつも自分から「これをやる!」とお手伝いしてくれるんだけどね。
機械などのボタンを押す
【難易度★☆☆】
失敗がないと言えば、ボタンを押す系。
食洗機のスイッチ、炊飯器のスイッチ、電子レンジのボタン、お風呂のお湯張りのボタン、エアコンのリモコンのボタン等々。
まず間違えて押すことはないし、間違えたとしても簡単に修正が利く。
難易度はかなり低め。子どもも自信をもってできる。1歳くらいからできる子もいるかもしれない。
何より、ピッ! という音で、仕事が完結したことが明確にわかる。
これは小さい子のお手伝いとしてとてもおすすめだ。
ひとつ注意すべきことは、きょうだいがいる場合、どちらが押すかという事を予め決めておくことだ。
役割分担を決めてもいいし、1日交替にしてもいい。
とにかく、あとで揉められるのは嫌だ。。
カーテンの開け閉め
【難易度★☆☆】
これは、私から頼むことが多いが、スイが気付いて開けてくれるときもある。
お料理系
【難易度★☆☆~★★★】
こちらから頼まなくても長男がやりたがるのは、やはりお料理系が圧倒的に多い。
料理のお手伝いと言っても簡単なものから難しいものまでさまざまだ。
以下、料理系の中でも失敗しにくいもの。
- 食材を洗う、切る。
洗うのはイチゴやトマトなど丸い形のものがおすすめ。
レタスとかは水が飛び散る可能性高し。。
切るのはバナナやきゅうりが切りやすくておすすめ。
包丁じゃなくて、食事用のナイフでも切れる。
フルーツの盛り合わせやサラダを作ってもらえる。
- 卵を割る、かき混ぜる。
卵の割るのは幼児には難しいかと思いきや、何度か練習すれば意外とできるようになる。
微妙な力加減などの練習にもなる。
- 調味料などを入れる。
砂糖や塩など。簡単なのはカレーのルー。
- 混ぜる、つぶす。
ボールに入っている材料を箸や泡だて器で混ぜる。
ポテトサラダ用に茹でたじゃがいもをつぶす。
その他、スイがやりたがるのはピーラーで野菜の皮むき。
でもこれは…まだ一人でやらせたことはない。
絶対に流血事態になることが予想される為。。。
私が怖いからです。笑
洗濯物をたたむ、しまう
【難易度★★☆】
これは、やってもらえると助かる! という、子ども相手に本気の感謝ができるお手伝いだ。
私だけかな?
というのも、私は普段から雑に洗濯物を畳んでいるので、別にきっちり畳めていなくても何となく畳めていればOKな性格だからかもしれない。
もちろん、タオルとか子どもの服とかパジャマとか限定だけどね。
スイが畳んでくれたのはこんな感じ。
どうですか?
タオルや子供服など、私はこの程度で全然OK。
そして、畳んで終わりじゃなくて、引き出しにしまうところまでやってくれる。
自分の服がどこにしまってあるかを子ども自身も把握できるし、
自分が服を畳むという手間を身を以て知るから、大人が畳んた洗濯物も無下に踏みあらそうとは思わなくなる(はず)。
たいていのお手伝いは「自分でやったほうが早いわ…」ってやきもきしながら見てるけど、このお手伝いだけは本当に嬉しい。
頑張らないお手伝い
私は基本的にお手伝いはスイの自主性に任せています。
本当は”毎日欠かさず〇〇してもらう”っていうふうに、お手伝いを習慣化するのが理想なのかもしれません。
でもそうすると、「今日〇〇のお手伝い忘れてるよ!」って声をかけなきゃいけない日が絶対にやってきます。(すぐにね!)
そうなってくると、親も子もお手伝いが負担になってくる。
危ないこと以外はやり方も子どもに一任している。
ここはこうしてああして…っていうふうに手取り足取り教えてはいない。
自分なりに考えて工夫している様子なので、その姿勢を大事にしたいからだ。
でも時々「どうやってやればいいの?」と訊いてくるときもあるのでその時は少し具体的に教えたりもする。
そうやって自分から質問してきたことは案外吸収が早かったりするのでこちらも教え甲斐がある。
うまくできない時も、お手伝いは何かを達成することではなくて親子のコミュニケーションなんだと思えばイライラせずに済んだ。
親も子も余裕がある時にやってもらう、
子どもの気が向いた時にやってもらう、
適当すぎるかもしれないけど幼児の間はそれで十分かなと思う。
欲を言うなら、
一度やり始めたことは最後まで放り出さないで欲しいけどね。
「今日は卵を綺麗に割れた」
そんな小さな自信をつけてくれれば幸いだ。